
音声配信者がKindle+オーディオブック+アフィリエイトまで繋げて、マネタイズする具体的な方法(前編)
目次
音声配信者がKindle+オーディオブック+アフィリエイトまで繋げて、マネタイズする具体的な方法
今回は音声配信者の方が一度に複数のキャッシュポイントを持つ、ビジネスの作り方について説明したいと思います。
- Kindle
- オーディオブック
- アフィリエイト
と、音声配信者が最低3つのキャッシュポイントが作れる方法についてお伝えしたいと思います。
なぜ【音声配信者の】としているか
まだ日本では、音声配信自体が一般の方の情報発信方法として、歴史がまだ浅い方法になっています。
海外ではPodcastをかなりの数の方が聞いていますし、配信もされています。
日本ではPodcastをはじめ、音声配信自体はまだメジャーなものではありません。
しかし情報発信の中で音声ならではの、
・深く自分自身を表現して、より関係性を深くするメディア
・配信者にとっても、リスナーにとっても気軽に日常に溶け込ませることのできるメディア
であります。
またこれからかなり多くの方が音声配信を聴いたり配信したりする環境になっていきます。
現在音声配信をしている方が、音声配信をしている音源をベースに、コンテンツを複数作る方法として、今の配信をマネタイズの武器にできるように今回紹介しています。
それでは早速具体的な手順について解説していきます。
2.Podcastなど音声データからKindleの原稿を作る
Kindle出版するためには、電子書籍を作るためのデータが必要になります。
この書籍のデータ自体は、テキストエディタでもWordでも構いません。
今回は、【音声配信者向け】なので、収録しているPodcastから文字起こしして原稿を作成していきましょう。
1.Podcast(他プラットフォームの音声でも可)から文字起こしして、Kindleの原稿を作成する
文字起こしをするアプリやツールはたくさんあります。
なのでどの文字起こしを使っても構いません。
今回はGoogleドキュメントを使います。
PCの場合はGoogleのトップページを開いて、右上にある【Googleアプリ】アイコンをクリックしてください。
Googleドキュメントにアクセスします。
【新しいドキュメントを作成】の中から【空白】のテンプレートを作成します。
開いたら、上部にある【ツール】を選択して下さい。
その後【音声入力】をクリックします。
画面上にマイクマークが出ますので、こちらをクリックすると、テキスト化が始まります。
スマホでも同じように、Googleドキュメントアプリから、Googleドキュメントにアクセス。
テンプレートを選択します。
下のマイクボタンを押して、Podcastを裏で流すとテキスト化します。
どちらでもいいですが、量が多いのでPCでやる方がおすすめです。
2.文字起こししたものをベースに、Kindleの原稿を作成する
書籍として体裁を作るために、事前にどの音声を使って、どのような構成にするかは考えておいたほうがいいです。
ちなみに人が1分間に話す言葉は、【300文字】と言われています。
なので30分間であれば、9000文字になります。
Kindleには文字数制限はありません。
写真集のようなものもあります。
文字数より読んだ方が、読んでよかったと思える内容にすることが大事です。
ちなみに文庫本は300Pで、1Pが600文字ほどなので18万文字になりますが、Kindleでそこまでのボリュームにしなくてもいいかもしれません。
3 Kindleにアップするファイル
2021年12月現在、KDPに推奨されているファイル形式はこちらです・
【推奨されるファイル形式】
・Microsoft word(Doc/Docx)
・EPUB
【サポートされているファイル形式】
・HTML(ZIP、HTM、またはHTML)
・MOBI(固定レイアウトの電子書籍のみ)
・リッチテキストフォーマット(RTF)
・プレーンテキスト(TXT)
・Adobe PDF(PDF)
初心者の方であれば、Wordでやっておくのがいいと思います。
なので文字起こししたものを、Wordに流し込みレイアウトを整えましょう。
4 作成したデータをプレビューする
Amazonが用意してくれている【Kindle Previewer】を使うと、作成した電子書籍がどのように表示されるか確認してくれます。
こちらでレイアウトが崩れていないか確認して見ましょう。
続いて、Kindleの登録の仕方を見ていきましょう。
Kindleとは・・?
まずKindleについて説明していきます。
KindleはAmazonの電子書籍のことになります。
現在電子書籍を作成するサイトも複数ありますが、Amazonの1強になっていると思います。
なのでこのKindleを作成していくことで、まず一つコンテンツができます。
■Kindleの作り方
・Kindle出版の準備をする
Amazonでは電子書籍を出版する『Kindle ダイレクト・パブリッシング』(KDP)というサービスを使って、出版します。
出版の手順のページが準備されています。こちらを先に見ておきましょう。
・Kindle出版の印税率
Kindle出版の印税率は35~70%と高くなります。
普通の紙の書籍の印税率は5-10%が一般的なので、かなり高いです。
Kindle Unlimitedの読み放題になると、ページを読み進めるほどに、1ページあたり◯円という形になります。
大体0.5円くらいが平均のようです。
・Kindle出版の具体的作業の流れ
1.KDPにアカウント登録する
まずKindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)に登録しましょう。
KDPは、Amazonが無料で提供しているセルフパブリッシング(自費出版/個人出版)のサイトです。
※Amazonのページの画面一番下にある
【Amazonで出版】という所をクリックしても同じところに飛びます。
Amazonで出版をクリックすると、下のような画面になります。
Amazonアカウントを持っている人は、そのままサインインしてください。
Amazonアカウントを持っていない人は、アカウントを作成するところからになります。
Amazonのログイン情報をサインイン、もしくはアカウント作成の画面になります。
パスワードを入力して2段階認証してください。
こちらを認証したら大丈夫です。
2.著者出版社情報の入力をする
KDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)アカウントを作成できたら、出版に必要な情報を、入力していきます。
2-1 著者・出版社情報
どの国/地域にお住まいですか?の欄に【日本】を選択しましょう。
【著者・出版情報】を入力する欄が出てきます。そちらに情報を入力していきます。
氏名の欄は出版社名が入りますが、ご自身の名前で大丈夫です。
ニックネームなどでも構いません。
2-2 Amazonからの支払いの受け取り方法を入力
【支払いの受け取り方法】の入力です。
銀行口座の情報を入力
銀行口座を追加すると、
『支払いの設定が完了していません』と表示が出ますので、こちらは『いいえ』で進めていきます。
画面下の【保存】をクリックしたらOKです。
2-3 税に関する情報を入力
【税に関する情報を登録する】をクリックすると、【変更が保存されていません】と出るので、
【保存して続行】で進めます。
あなたは仲介代理人、または別人の代わりに支払いを受け取る代理人、あるいは橋渡しするだけですか?
の質問には【いいえ】をクリックしてください。
また身元の情報はローマ字で記入してください。
2-4 TIN値を入力する
身元情報が入力できたら、TIN値というものを入力する画面が出てきます。
ここではマイナンバーカードの12桁を入力してください。
また税制上の居住国は【日本】にしてください。
(日本在住ではない方は、TIN値に当たる番号をそれぞれの国で調べて入力ください)
入力できたら、【署名欄】に入力して、【保存してプレビュー】してください。
そして個人の情報や、マイナンバー番号を今一度確認して、【フォームを送信】してください。
こちらで税務情報に関しては終了です。
【インタビューを終了】を押して元の画面に戻りましょう。
3.原稿データを準備する
Kindle出版するためには、電子書籍を作るためのデータが必要になります。
こちらは前述していますが、流れ的にもう一度入れ込んでいます。
この書籍のデータ自体は、テキストエディタでもWordでも構いません。
今回は、【音声配信者向け】なので、収録しているPodcastから文字起こしして原稿を作成していきましょう。
3-1.Podcast(他プラットフォームの音声でも可)から文字起こしして、Kindleの原稿を作成する
文字起こしをするアプリやツールはたくさんあります。
なのでどの文字起こしを使っても構いません。
今回はGoogleドキュメントを使います。
PCの場合はGoogleのトップページを開いて、右上にある【Googleアプリ】アイコンをクリックしてください。
Googleドキュメントにアクセスします。
【新しいドキュメントを作成】の中から【空白】のテンプレートを作成します。
開いたら、上部にある【ツール】を選択して下さい。
その後【音声入力】をクリックします。
画面上にマイクマークが出ますので、こちらをクリックすると、テキスト化が始まります。
スマホでも同じように、Googleドキュメントアプリから、Googleドキュメントにアクセス。
テンプレートを選択します。
下のマイクボタンを押して、Podcastを裏で流すとテキスト化します。
どちらでもいいですが、量が多いのでPCでやる方がおすすめです。
3-2.文字起こししたものをベースに、Kindleの原稿を作成する
書籍として体裁を作るために、事前にどの音声を使って、どのような構成にするかは考えておいたほうがいいです。
ちなみに人が1分間に話す言葉は、【300文字】と言われています。
なので30分間であれば、9000文字になります。
Kindleには文字数制限はありません。
写真集のようなものがあります。
文字数より読んだ方が、読んでよかったと思える内容にすることが大事です。
ちなみに文庫本は300Pで、1Pが600文字ほどなので18万文字になりますが、Kindleでそこまでのボリュームにしなくてもいいかもしれません。
3-3 Kindleにアップするファイル
2021年12月現在、KDPに推奨されているファイル形式はこちらです・
【推奨されるファイル形式】
・Microsoft word(Doc/Docx)
・EPUB
【サポートされているファイル形式】
・HTML(ZIP、HTM、またはHTML)
・MOBI(固定レイアウトの電子書籍のみ)
・リッチテキストフォーマット(RTF)
・プレーンテキスト(TXT)
・Adobe PDF(PDF)
初心者の方であれば、Wordでやっておくのがいいと思います。
なので文字起こししたものを、Wordに流し込みレイアウトを整えましょう。
3-4 作成したデータをプレビューする
Amazonが用意してくれている【Kindle Previewer】を使うと、作成した電子書籍がどのように表示されるか確認してくれます。
こちらでレイアウトが崩れていないか確認して見ましょう。
4.KDPに本文とデータファイルをアップロードする
データが準備できたら、KDPにログインしてファイルを送信します。
4-1【電子書籍または有料マンガ】をクリックしてください。
次に下の赤い枠の中を優先的に記入しましょう。
他の場所は後で修正もできます。
4-2 出版する電子書籍が使用する言語を選択
こちらは日本語で大丈夫です。
4-3 本のタイトルを入力
【本のタイトル】に入力する項目は
①本のタイトル
②タイトルのフリガナ
③ローマ字
④サブタイトル(オプション)
⑤サブタイトルのフリガナ(オプション)
⑥サブタイトルのローマ字(オプション)
⑦レーベル(オプション)
⑧レーベルのフリガナ(カタカナ)(オプション)
⑨レーベル(ローマ字)(オプション)
(オプション)と書いてあるものは、記載しなくても進めます。
本のタイトルはSEO的にも大切なところなので、電子書籍の内容が反映された、狙ったキーワードが入ったタイトルをつけるようにしましょう。
4-4 シリーズを入力
シリーズに入力する項目は、
①シリーズのタイトル
②巻
③シリーズ名(ローマ字)
シリーズはオプションなので、入れなくても大丈夫です。
もしシリーズものだった場合は、ここに入力しておくと購入したお客さんが検索しやすくなります。
4-5 【版】を入力
こちらも入力しなくても大丈夫です。
4-6 【著者】を入力
著者に入力する項目は
①氏名
②フリガナ
③ローマ字(半角英数)
【著者】は必須項目になります。
本のタイトルの下に表記されますので、ペンネームや出版社名でも構いません。
4-7 【著者等】を入力
『著者等』に入力する項目は、
①ステータス
②氏名
③フリガナ
④ローマ字(半数)
です。
4-8 【内容紹介】を入力
内容紹介は、商品紹介に表示される内容になります。
Kindleの内容をわかりやすく、詳細に書くことが重要です。
購入する判断基準の一つとなります。
4-9 【出版に関して必要な権利】を入力
『出版に関して必要な権利』で選択できる項目は
①私は著作権者であり、出版に関して必要な権利を保有しています。
②これはパブリックドメインの作品です。
の2つ。
①を選んでください。(②は自由に誰でも使っていいですよっていう形になります)
4-10 【キーワード】を入力
キーワード登録できるのは、7つ。
電子書籍を検索してもらうために、大事な部分です。
本のタイトルや、カテゴリーとはかぶらないようにキーワードは選ぶことがAmazonのルールに書かれています。
4-11【カテゴリー】を入力
カテゴリーは2つまで選ぶことができます。
大カテゴリーは
①フィクション
②ノンフィクション
③青少年向けフィクション
④青少年向けノンフィクション
⑤漫画、劇画
⑥教育、参考書
⑦文学作品集
⑧分類不可
の8つです。
その下に中カテゴリー・小カテゴリーが分類されています。
4-12【年齢と学年の範囲】を入力
①成人向けコンテンツ(18歳未満には不適切な内容が含まれているかどうか)
②絵本・児童書の年齢範囲(オプション)
③米国での学年範囲(オプション)
成人向けコンテンツが含まれているかどうかと、対象年齢を指定するかどうかをここで入力します。
4-13【本の販売オプション】を入力
本の販売オプションを選択できる項目は
①本の発売準備が出来ました
②Kindle本を予約注文用に設定します。
の2つ。
『Kindle本を予約注文用に設定します』にチェックを入れると、『配信日を設定』項目が表示されます。
予約注文用に設置すると、Kindleの発売日の90日前から予約注文ができるようになります。
その後、電子書籍の発売日になると、予約注文した電子書籍が自動的に配信されます。
5.Kindle本のコンテンツ についての入力
5-1.『原稿』を入力
原稿で入力するものは、
①デジタル著作権管理(DRM)
②ページを読む方向
③電子書籍の原稿をアップロード
です。
①デジタル著作権管理は、一般的には『はい』でいいです。
ただ権利は放棄して、広げたい場合は『いいえ』を選ぶという選択もあります。
②ページを読む方向は、作成した作りをもとに選択します。
この2つを決めたら原稿をアップロードできます。
前述しているように、原稿をアップロードできるファイルは、
・doc
・docx
・htm
・html
・xhtml
・mobi
・epub
・rtf
・txt
・kpf
特に容量の制限はありません。
5-2.『Kindle本の表紙』をアップロード
電子書籍のアップロードできるファイルは
・JPEG
・TIFF
です。
また推奨サイズは
【2560px】×【1600px】。
最低でも【1000px】×【625px】
にしてください。
5-3 Kindle本の表紙の作成の仕方
表紙作成をするのに、初心者の方にはCanvaを使うのがおすすめです。
簡単でおしゃれな画像が作成できます。
5-3-1 Canvaで表紙制作
Canvaのメニューの中に【本の表紙】というものがあります。
テンプレートがたくさんあるので、色々見てみて使用して見ましょう。
5-3-2 自分でKindleの表紙をデザインするのが難しそうなら外注する
Canvaでも十分作成できますが、
・自分で表紙を作るセンスがない
・プロっぽく作ってほしい
・多少Kindleの表紙を作るのにお金をかけられる
などでしたら、外注さんにお願いするのも1案です。
外注さんには、クラウドワークスやLancersなどクラウドソーシングサイトがあるので、そちらで依頼してみましょう。
5-4.【Kindle本のプレビュー】で電子書籍の表示を確認
オンラインプレビューで見てみましょう。
またAmazon Kindle Previewer でも確認できます。
5-5.【Kindle電子書籍ISBN】の入力
ISBNは書籍の国際規格で、書籍を特定するコードのようなものです。
書店に並ぶ本はついています。
Kindleの場合は必要ないため、そのまま進んでください。
6.Kindle 本の価格設定
6-1.【KDPセレクトへの登録】を選択
KDP セレクトに登録すると、ロイヤリティを70%に設定することができます。
(70%の場合は250〜1250円の間で価格設定をしてください)
通常の印税は35%なので、かなり収益が上がります。
またKindle Unlimitedで読まれたページ分だけ収益になったり、無料キャンペーンが使えたりします。
デメリットとしては
・Amazonの独占販売
になるので、他で販売することはできません。
6-2.【出版地域】を選択
今まで出版したことがない場合は、すべての地域を選んで大丈夫です。
6-3.【ロイヤリティと価格設定】を選択
【ロイヤリティと価格設定】で選択する項目は、
①ロイヤリティプラン
②各マーケットプライスごとの希望小売価格
ロイヤリティプランは【35%】か【70%】から好きな方を選びください。
前述のように70%はKDPセレクトに登録しなければいけません。
②各マーケットプライスごとの希望小売価格は、プルダウンをAmazon.co.jpに合わせると自動的に希望小売価格が入ります。
6-4.【Match Book】を選択
Match Bookとは、印刷版の本を購入したユーザーに、その本の電子書籍版を$2.99以下で購入できるオプションのことです。
紙の本がある場合だけ、希望の金額を選択してください。
6-5.【本のレンタル】を選択
Kindleの電子書籍を購入した後、購入した電子書籍を14日間他の人に貸し出すことができます。
ロイヤリティを【70%】にしている人は、全員レンタルを許可することになります。
ロイヤリティ35%の人は、レンタルしないということも選べます。
6-6.Kindle出版をクリック
利用規約を読んで、Kindle本を出版をクリックすると、最大72時間以内に出版されます。
出版されると、Kindle Direct Publishingからメールが届きます。
こちらで出版されます。
音声配信者がKindle+オーディオブック+アフィリエイトまで繋げて、マネタイズする具体的なな方法(後編)に続きます。
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