
音声配信者がKindle+オーディオブック(Audible)+アフィリエイトまで繋げて、マネタイズする具体的な方法(中編)
目次
オーディオブックの作り方(Amazon Audible アマゾンオーディブル)
今回はAmazonのオーディオブックである、Amazon Audible(アマゾン オーディブル)でオーディオブックの作り方になります。
音声配信者がKindle+オーディオブック+アフィリエイトまで繋げて、マネタイズする方法(前編)をまだ見ていない方は、まず下から見てみてください。
Amazon Audible アマゾンオーディブルは勝手にオーディオブックが作れない
実はAmazon Audibleは、Kindleのように自由にオーディオブックを作れません。(2021年11月現在)
それではどうしたらいいかというと、専用窓口に問い合わせる必要が出てきます。
※専用窓口はこちらから、【Audible 専用窓口】と書いていただければ、お伝えしています。
まずAmazon Audibleの担当者から契約書が送られてくる
上の専用窓口から問い合わせをすると、Audibleの担当の方から、契約書が送られてきます。
こちらの内容で
・契約の仕方とロイヤリティ(印税割合)など
を決めます。
Audibleで独占販売か非独占販売か?でも変わります。
契約書の内容は随時変更になることと、あくまでも契約する方とAmazon Audibleとの間での内容になるので、こちらは確認下さい。
Amazon Audibleとの契約締結後に納品マニュアルが届く
基本的にメールでのやり取りになりますが、Amazon Audibleとの契約締結を行います。
その後マニュアルが送られてきます。
何人このAudibleの担当の方がいらっしゃるのかわかりませんが、私に対応いただいた方はとても親切な方でした。
Amazon Audible(アマゾンオーディブル)でオーディオブックを作成するのに準備するもの
それでは具体的にAmazonAudibleでオーディオブックを作成するのに、必要なものをザクっとお伝えします。
オーディオブックのデータ
・音声ファイル
音声ファイルに関しては、章立てごとで区切って作りましょう。
全てを一つにまとめたファイルだと、聞いている側からすると不親切です。
他の本の目次など見てみると、どのようにまとめるのがよりわかりやすいか参考になります。
ここではPodcastから、オーディオブックにみなさん作成していると思います。
Kindleを作成する部分でもお伝えしていますが、まず最初にKindleの部分でしっかり目次ができていれば、ここではそのまま章立てすればいいと思うので、特に問題はありません。
・オーディオブックの表紙画像
こちらはすでにKindleで書籍を作成した後だと思うので、そちらのデータをベースに作成すればいいと思います。
注意点はKindleの表紙のサイズとAudibleの表紙のサイズは異なります。
Audibleは正方形になるんですね。
こんな感じです。
なのでうまく正方形になるようにデザインされるといいと思います。
こちらもCanvaなど無料ソフトで作成でいいかと思います。
オーディオブックでAudible事務局に提出用するためのファイル
・プロバイダー様提出用メタデータ(xls)
・Chapter Spread シート(xls)
この2点はAmazon Audible事務局に、音声ファイルを送る際に、ファイルの詳細を記入するエクセルシートになります。
こちらはAudible事務局からマニュアルと一緒に支給されますので、そちらを埋めていただければと思います。
オーディオブックの編集・送信用ソフト(下記は無料ソフト)
・音声編集ソフト(Audacitiyなど)
Podcastの場合では、特に編集などにこだわらなくても大丈夫ですが、Audibleの場合は音量(db)やビットレート(bps)などの、ガイドラインが決まっています。
ですので、音量などの調整が必要になります。
無料ではAudacityなどの編集ソフトがあります。
こちらでマニュアルに沿ったガイドラインの数値に合わせて編集を行いましょう。
ガイドラインに合致していないと、修正してくださいと返ってきてしまいます。
他の方の動画ですが、参考にした動画です。
・ファイル圧縮ソフト
こちらはZIP形式にできるファイル圧縮ソフトをお使いください。
・FTPソフト(Win SCP ,Fille Zilla)
こちらは圧縮した音声データなどをAmazon Audible事務局に納品する際に使います。
・マイク
PodcastやLIVEの場合はそのままスマホなどから収録しても問題ないですが、オーディオブックはお金をいただくこともあり、きちんとした収録機材を使った方がいいかと思います。
と言っても、マイクがあればとりあえずいいかなと思います。
下のマイクは普段から使っているマイク(Blue Yeti)になりますので、ご紹介します。
Audibleは収録形式を選べる!
Audibleは何と収録形式を選ぶことができます。
1.朗読
2.要約
の2つです。
朗読は書籍をそのまま読み上げたもの。よって書籍の内容がそのまま声で読まれたものが【朗読】です。
それに対して【要約】は、書籍の内容そのままではなく、ダイジェストや、オーディオブック版として、書籍内容と異なる形式のもの。
なので、オーディオブックならではの、強みを出した形で作成することも可能です。
Audibleの販売価格はAudible側が決める
Kindleなどの場合は、出版する方で金額などを決めます。
これに対して、AudibleはAudible事務局が販売価格を決めます。
これに対して印税が、契約書で決められた内容で払われる形になります。
Audibleのデータを納品してから、販売されるまでの日数
こちらは大体2週間くらいになります。
忙しい時期やその時の状況でも変わるかと思うので、お気をつけください。
そして販売開始された場合はAudible事務局から連絡はなく、いつの間にかアップされています。
Audible収録のポイント
・音声の編集は音量とビットレートに注意する
オーディオブックについては、Podcastより規格が厳しいです。
前述していますが、Audacityなど音声の調整するソフトを使って、規格にあわせることが大事です。
特に音量とビットレートがひっかりやすい(私もひっかりました)ので、お気を付け下さい。
・音声の録音環境を気にする
雑音や、部屋の反響などが起こらないような環境で収録したほうがいいです。
Podcastであれば気にする必要はないですが、オーディオブックは有料なので、入ったら編集しましょう。
・マイクを使った方がいい
Podcastであれば、IPhoneのみでもいいですが、専用のマイクを使った方がいいです。
・BGMはいれない
BGMは最初とかに入れてもいいですが、基本的に入れないほうがいいです
・提出書類などに漏れがないかチェック
基本提出書類に漏れがあると何度でも戻されます。
なので、漏れがないか確認して、わからない部分はメールで問い合わせしたほうがいいかと思います。
基本そのくらいです。
・音声ファイルを細かく区切る
リスナーさん側のメリットとしても、細かくファイルが区切られている方が聞きやすいです。
また作成する側のメリットとしても、編集のしやすさや撮り直しへの対応にしても、細かく音声ファイルを区切っていた方がいいです。
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